みずほ銀行が地方物件の住宅ローン撤退
皆さん、お疲れ様です。
深海道真です♪
この超低金利時代。
みずほ銀行が地方物件の新規住宅ローン事業から手を引くそうです。
私は基本的に住宅ローンについては否定的な考えを持っていましたが、唯一、地方物件を超低金利で住宅ローンを組むことには賛成していました。
当然ですが、地方物件は都心に比べ物価が安いです。
この物価の安さはアメリカ、中国等世界を見回してもかなりのものです。
物価が上がらい間に、この超低金利の住宅ローンを組める時代は今が初めてです!
であれば、これを使わない手はないです。
しかし、その道を閉ざすとなると、住宅ローンもいよいよ負の財産でしかないことになります。
みずほ銀行が今回の撤退には大きく2つの理由があると考えます。
①ネット銀行の金利に勝てない
楽天銀行、SBI銀行、イオン銀行などいわゆるネット銀行の金利は、大手メガバンクをはじめ、地方銀行よりかなり安いです。
ネット銀行がなぜそこまで金利を低くできるかというと、窓口業務がほぼオンラインのため、人件費を抑えられています。
皆さん、銀行員の年収は高いんです!笑
その人件費をカットできることは一番の武器です。
②利益率が低い
ここで、ひとつ例を出しましょう。
現在一般的なファミリータイプの物件で価格3,000万円が平均の価格になります。
この物件を住宅ローンを使って購入するとしましょう。
現在の住宅ローンの相場金利1.3%です。返済期間は35年です。
この場合の月々支払利息(=銀行の利益になる部分)は月¥30,446になります。
皆さん、銀行員の年収は1000万円を超える人がゴロゴロいます。
月¥30,446では銀行員の年収すら払っていけません。
こんな利益率の低い金融商品はもうやめようということが今回の真意です。
逆に私達からしたらこんな低金利で融資をしてくれる商品は積極的に使った方がいいです。
もちろん、物件の選定は綿密にする必要がありますが、賃貸よりいい条件になる場合もたくさんあります。
ぜひ、まだ低金利が続いているうちに住宅ローンを検討されてはいかがでしょうか。
それでは♪
深海道真